畑のありんこ(505)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

ブルーベリーブルーベリーの収穫がほぼ終わりました。
ブルーベリーは熟す時期が木によってもばらばらなので、熟した実だけをとるのは結構手間がかかります。
そのまま食べるには甘いほうがいいので、8月から9月半ばにかけては頑張って熟した実だけを選んでとりますが、9月後半は一気にとってジャムにしてしまいます。
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畑のありんこ(504)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

ピーマンピーマンはまだまだ好況でほぼ毎日食べています。ありがたや。
畑の土があうのか、はたまた肥料の加減がよろしいのか(わりと施肥は適当なのですが)、うれしいことに11月くらいまでとれ続けることが多いです。

ピーマンは熟れると赤くなります。
ですから、通常は未熟なものを食べているということになります。
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いきものばんざい(8)

カテゴリー: ■いきものばんざい

クツワムシ【殺人的音響兵器 ~クツワムシ~】(バッタ目キリギリス科)

ある夜、隣の家のあたりから大きな電子警報音が聞こえ始めたのですが、いつまでもやみません。何が起きたのか? とおっかなびっくり音源を捜してみると、クツワムシがいました。大きさ5~6㎝と、キリギリスの仲間では最大です。鳴き声も非常に大きく、「ガチャガチャ」と形容される大音響で鳴きます(最初クツワムシの声とは思いませんでした。捕まえたやつの鳴き声は私にはジリジリに聞こえました。ひょっとしてタイワンクツワムシなのかもしれません)。部屋の中で飼育するには覚悟が必要だとも言われます。
轡(くつわ…馬の口につける道具)を鳴らす音に似ているということからの名前ですが、各都道府県で絶滅危惧種、準絶滅危惧種に指定されているほど数を減らしています。動きも鈍く、飛ぶのも下手、したがって環境が急変しても移動、回復が難しいこともその原因になっています。私も捕まえたのは30ウン年ぶり。まだいたんだ…とほっとした夜でした。

畑のありんこ(503)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

畑植え付けブロッコリー、キャベツ、ハクサイなどを定植し、ダイコンや葉ものの種をまきました。
ここからは間引きや初期の害虫防除以外あまり手がかからないので、少し落ち着いた状況になります。
雑草の生えるスピードも遅くなりますしね。

とはいえ、オオイヌノフグリのように冬に生える植物もあります。
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畑のありんこ(502)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

レモンレモンが大きくなっていました。
広島県と愛媛県で8割を産していますから、私たちの住んでいる瀬戸内のこのあたりはレモン大国です。
もともとはヒマラヤ山麓原産らしいですが、それがヨーロッパに伝わってからは冨の象徴とされたり、静物画の題材とされたり、はたまた長期航海の際に壊血病防止のため積み込みを義務付けられるなど、歴史的にみても面白い経緯をたどってきた果物です。 続きを読む

いきものばんざい(7)

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シオカラトンボ【とんぼのめがね ~シオカラトンボ~】トンボ目トンボ科

「とんぼのめがねは水いろめがね 青いお空をとんだから」という歌のモデルがシオカラトンボだといわれています。とても身近なトンボでいたる所で観察できます。オスは成熟すると胸部や腹部に白い粉がついてきますが、これを「塩」に見立てた命名です。目は、水色です。これに対してメスは「ムギワラトンボ」と呼ばれることがあるとおり、黄色っぽい色をしています。目は、緑色。知らないと別のトンボに見えてしまいます。
オスとメスとで体格や色などが異なることを「性的二形」といいます。動物にはよく見られる現象です。