チャンネルアイル142号

■学習計画における「プラス1」

アイルでは、2週間というタームのなかで、目標とそのために必要な計画を立案すること、そしてその成果をさらに次回のタームへ活かすというサイクルを重視しています。

もちろん、子ども達に対しては、このタームでやらなければならない学習内容、課題を明確に提示しているわけですが、単にそれを「こなす」ことで満足しているだけでは、本来の学習成果を十二分に得ることにはつながりません。

簡単な例として、各学年で毎週取り組んでいる「漢字テスト」の学習をあげてみます。
課題としては、たとえば「○ページをノートにテスト形式でやって、間違ったものを練習しましょう。間違ったものについては、さらに少し時間をおいてから再テストをしてください」などとあるわけです。

この指示にしたがって学習をしていけば、もちろん一定の成果を収めることは可能です。
ただ、学習に対して意欲的な子ども達のなかには、これだけで満足せず、
「心配だったから、もう一度、テストをしてみた」
「どうせ忘れるから、再テストだけは当日に回した」
「今回は難しそうだったから、最初にテストする前に、すべて3回ずつ書いてみた」
といった工夫をしてくる子もいます。

こうした発言からは、彼らのものごとに対応する能力の高さ、さらには自ら学習計画を立案し、実行できる柔軟性がうかがえます。
そして、その根底には、プラス思考、「プラス1」の気持ちがあって、これがより大きな学習意欲、成果へとつながっていることは間違いありません。

こうした姿勢をより大きく育んでいけるよう、私たち講師一同、ますます励んでまいりたいと思います。

■新規入会生募集

アイルでは新規入会生を募集しています。
詳しくはホームページをご覧になるか、フリーダイヤル(0120-535-576)までお問い合わせください。

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-後記-
夏の気配が感じられるようになりました。
6/2予定のフィールドワークも盛況となりそうです。

(T)