気になるニュース142回「サッカー大国への切符」

【問】

先日、サッカー日本代表の2014年FIFAワールドカップ本大会への出場が決定しました。
この大会が行われる国の名前を答えなさい。

【答】

ブラジル

6月4日、サッカー日本代表とオーストラリア代表が対戦し、日本は1-1の引き分けを手にし、FIFAワールドカップブラジル大会への出場が決定しました。

ブラジルは、サッカーの神様ペレや日本代表の監督であったジーコなどを輩出(はいしゅつ)したサッカー王国です。
ブラジル代表は、黄色いユニフォームを着用するので「カナリア軍団」といわれ、ワールドカップでは最多の5回の優勝回数です。

ブラジルは日本からの移民が多い国としても知られています。
そしてまた、現在日本に働きに来ている人も多く、日本在住外国人の第3位はブラジル人です。
2014年FIFAワールドカップは、首都であるブラジリアや2016年にオリンピックが開催(かいさい)されるリオデジャネイロなど、ブラジル国内の12都市で行われます。
日本のサッカーワールドカップ出場は、1998年のフランス、日韓共同開催、ドイツ、南アフリカ共和国に続いて5大会連続です。すごいですね。

ブラジルは現在、経済的に発展しており、G20にも入っています。
サッカーのワールドカップやオリンピックは4年に一度の開催ですが、世界から多くの観光客が訪れるため、インフラの整備も進み、経済発展が見込まれます。
2014年のワールドカップや2016年のオリンピックを契機として、ブラジルはますます経済大国になっていくかもしれませんね。

2018年のワールドカップはロシアで、そして2022年は中東のカタールで開催が予定されています。
5年生はこれから学習しますが、日本とロシアには北方領土の問題がありますし、カタールは日本の原油輸入相手国第3位の国です。
6年生はTerm08で世界の国々を学びます。日本と関係の深い国はもちろんのこと、世界の国々の位置や首都、主な都市など、日常生活の中でも触れる機会は数多くあります。常に意識しておいてください。
また、2016年夏季オリンピックのリオデジャネイロ大会の次、2020年の夏季オリンピック開催地として、東京が立候補しています。
東京でオリンピックが開催されることになれば、ますますインフラの整備が加速しそうですね。

(皆実教室M)