畑のありんこ(33)

33話.JPG柑橘(かんきつ)類の剪定(せんてい…枝先を切りそろえること)に入りました。
ミカン以下、地植えしてある連中の顔を見ながら枝を切っていきます。
枝を切るといっても花芽がつくように枝の様子を見ながら、考えながら。


適当に切ると花が咲かなかったり、体力が大きく落ちたりするからです。
特に常緑樹の柑橘類の場合、いつ剪定しても体力を落とすことにつながるので、要注意…。
どこかでおそるおそる切ってるな、オレ(笑)。
一定の収量をあげようとしているわけではないので、しかも素人仕事なので、やはりどこかいい加減になってしまうのですが、まあそれもよし、と。
長いつきあいをしていくので、毎年同じように頑張れというのもなんだか気がひけて(笑)。
でも植木屋さんが木と対話しながら作業する、というのが感覚的に理解できるような気が少ししてきました。
ただ数をこなさなくてはならないミカン農家さんは大変だ。
農業の雑誌を見ると「我が家の果樹の剪定のしかた」、なんていうページが毎回のようにのっているので、土地によって色々と向き不向き、奥の手必殺技門外不出の秘法(雑誌に投稿してるんだから変か…)もありそうだ。
試して失敗…ということもあるだろうし…などといろいろと考えてあらためてスーパーのミカンを見ると、安いなぁ…と思う。
消費者としてはありがたいことなんだけれど。
値段が高い安いだけではない。
途中経過はなかなかわからないのです。
どれだけ手間がかかるのか、どんな育て方をしているのか、商品にならないとして捨てられたり加工に回されたりするものがどれくらいの割合で出たのか…。
小学校で農業の授業とかをふんだんに取り入れることができればいいのに、と勝手に思ったりします。
そうすると成長や収穫の喜び、とれたものの美味しさ、とか食の大切さ、とかもっと伝わるんじゃないかなあ。
机の上の勉強だけじゃない勉強って、分野を問わず必要だと思います。
今年度はミカンを買わずにすみました。
ミカンの木に礼。ごくろうさま。
やはり実のなる木は楽しいですね。
タンカンとかポンカンとかも好きなんですが、植える地所がもうない(笑)。
(五日市教室A)
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