畑のありんこ(332)

20140325松ぼっくりを見ながら考えた。
とじていた鱗片が開くと、中から羽のついた種が出てくる。
で、落下した種は風にのればとんでゆく。
だれだ、こんなエライこと考えたの。

カエデの種とかもくるくる回りながら落下するのが面白くて、子どもの頃、よくやっていた。(実はこないだも、やった。(笑))
タンポポの綿毛もかなり遠くまで飛ぶはずだ。
進化、という言葉で片付けるにはあまりにも多様な種の散らばらせ方。
造物主の存在を思います。

インドネシアにアルソトミラというつる植物があります。
扁平な種の両側に羽がついていて、グライダーのように滑空していくことで有名です。
種はひとつひとつ微妙に形が違うので、いろいろな方向へ飛んでいく。
動物に食べられて一箇所に糞ごと落とされるより、生息範囲を広げられる方法ですよね。
背が高くなればなるほど遠くまで滑空できる。
どうやって自らの形を変えたんだろう。

理科で風媒花とか虫媒花とか教えますが、細かく知っていくと、きっと楽しく、感動的だと思います。
時間にゆとりがあれば、ぜひ色々調べてみてほしいと思います。
自然の不思議さ、繊細さを知ることが、きっと感動する心や身の回りのものを愛し、尊敬することにつながると思うのです。

(五日市教室A)