気になるニュース23回「災害は突然にやってくる」

sor0144-032_m.jpg【問題】
問1 
5月2日から3日にかけてミャンマーを襲った熱帯低気圧を何といいますか。
問2 
5月12日に中国でマグニチュード7.8の大地震が発生しましたが、震源地は何省ですか。



【解答】
問1 サイクロン
問2 四川省(しせんしょう)

サイクロン「ナルギス」の猛威(もうい)によってミャンマーは未曾有(みぞう…今まで経験したことのないほどまれなこと)の大災害となりました。
死者・行方不明者とあわせると十数万人になるとの推計もあります。
一つの市がまるまる消滅するような規模です。
被災者は160万人から250万人、あるいはそれ以上になるとも。
世界の各国・諸団体が支援を表明していますが、食料や薬品なども不足しています。
おりしも10日は、ミャンマー新憲法の是非を問う国民投票の日だったのですが、サイクロン被害の大きさがはっきりしていく中で、予定通りの投票実施に疑問を持つ人もいます。
さらにこのときミャンマー軍事政権は、多くの被災者の命を救えるかもしれない海外の支援団体や専門家の入国の要望を拒否し、被災地への立ち入り制限を強化したそうです。
現在は、国際連合の潘基文事務総長の働きかけもあって、支援を受け入れる方向に変化しているようですが、軍事政権の復興に関する思惑(おもわく…考え)もありスムーズに進んでいないのが実情です。
現地の被災者たちが心配でなりません。
また、5月12日午後、中国四川省を震源地として大地震が発生し、多くの人が古い建物の下敷きになるなどして亡くなりました。
中でも学校が倒壊したせいで多くの子どもが亡くなっており、痛ましくてなりません。
一説によれば、学校の倒壊は手抜き工事が原因とも。
死者の数はどんどん増え、生き埋めになっている人、行方不明の人をあわせると8万人以上にのぼるとみられ、負傷者も35万人を超える可能性があります。
ライフラインや道路も途絶し、全く連絡のとれない村もあるそうです。
仮設住宅やテントも不足し、住民の他の土地への移住を検討している省もあるとのこと。
謹んで哀悼(あいとう)の意を表します。
一瞬で命を奪い去ってしまう災害。
そして、いつ、どこで起こるかわからない災害。
五月は災害が続きました。
私たちも他人事とは思わずに、日ごろから非常時持ち出し品の準備や避難場所の確認などを心がけるようにしましょう。
(五日市教室A)
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次回入会ガイダンスは…5月31日(土)13:00~14:00
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