それでもI will be…(294)

気づいてみれば9月も終わろうとしています。
となれば、読書の秋といきたいところなのですが……最近、うまくいっていません。
私の場合、午前中の執筆に行き詰った時や、電車での行き帰りの時間が主な読書タイムなのですが、ここで読書ができていないんですね。

電車の行き帰りでは、年をとったせいなのか、疲労が抜けていないのか、座った途端に寝始める始末。
それでも体が覚えているのか、本はしっかり握って落としませんし、降りる駅になると目が覚めるのは不思議なものですが。
午前中も、執筆の気分転換には、その日の予習をしないと手が追いつかない状態になりつつあります。
生徒達にはメリハリを大切に、と言いながら情けないなあと思わされる今日この頃です。

こういう風に、生活のリズムが狂っていることを自覚したときには、思い切って調子を戻すために休むことも大切だと思います。
とはいえ、仕事を休めるわけもありませんので、そこは工夫が求められます。
例えば、どこか一日午前中に出社することで、家には意地でも仕事を持ち帰らない、とか、疲れを次週に残さないために、日曜日に昼寝の時間を作る、とかでしょうか。

中学受験という一区切りのある生徒達と違い、社会人の仕事は退職するまで続きます。
私達は生徒たちの受験がある分、まだ区切れ目が見えやすいくらいかもしれません。
しかし、生徒達もいずれは社会人になります。
その時に、そういえば塾の先生もメリハリが大事だと言っていたなあ、と思って実践してもらえるように、私自身もメリハリがきいた姿を生徒に見せられるようにしたいと思います。

(五日市教室T)