それでもI will be…(298) 

先日、大学時代の部活仲間から、同期宛に一斉メールが届きました。
内容は、夏休みになくなったバイト先のご主人のお別れの会についての連絡でした。
私を含めて何人かは、大学時代にその食事処兼宴会場でアルバイトをしていたのですが、そこは大学の部活動の引き継ぎコンパや追い出しコンパにもよく使われていて、ご主人は学生からも慕われていました。
夏期講習中に連絡をいただいた時にはショックを受けたものです。
その時は、告別式など全て終わってから連絡をいただいたのですが、山梨県ということもあり、遠方の人は無理してまで集まらなくてよいですよ、とのご配慮でした。

その後、山梨と東京に在住している面々には代表して線香をあげに行ってもらったのですが、今回はお世話になったメンバーで集まって挨拶に行こうという話です。
日曜日なので私もどうか、という話でした。
とはいえ、土曜日の授業後に出発となると、移動は深夜の高速バスです。
山梨までと欲張らず、東京までなら、多少急げば新幹線の最終便には間に合うか……。
帰りも普通に考えれば、日曜日の夕方には向こうを出発すべきです。
せっかく旅費をかけて行くのですから、少しでも長く旧交は温めたいですが、あまり粘ると日曜日の深夜バスか、月曜日の早い時間の新幹線か……少し躊躇してしまう強行軍になってしまいます。

しばらく返信に悩んでいると、同期の1人から妊娠してもうすぐ4ヶ月になるとの連絡がありました。
来月には、安定期に入るので集まれるとのこと。
というわけで、参加決定です。
お世話になった人が亡くなってしまう一方で、同期が新しい命を授かりもする。
そんな年齢になってきたのだと感じます。
人との出会いと別れ。
多くの場合、春によく使われる言葉ですが、私の場合は来月になりそうです。

せっかくなので、久しぶりに訪問する山梨の自然もしっかり目に焼き付けてこようと思います。
途中どうにか時間が取れそうなら、秋の富士五湖の景色も見に行きたいですね。

(五日市教室T)