それでもIwill be…(1)

soredemo1.jpg13Termで、5年生は国語の時間で「動詞」を勉強したよね。
「文節」をもっと細かく分けると、10種類の「単語」になる。
そのひとつが、「動詞」というわけだ。
こういう「ことばのきまり」(文法)って、みんな苦手なんだよね


「名詞」はなんとかわかっても、「動詞」になると「?」と思い始める。
来週からさらに「形容詞」「形容動詞」と増えていくたびに、「?」の数も増えていくと…(笑)
「もう、いやだ~」なんて投げ出さないうちに、ちょっとこのブログでもフォローしとこうかな。
中学受験ではこの動詞を見分けたり、文章のなかで適切に活用させて用いたりすることが求められる。(活用の種類や活用形についてはほぼ問われません)
じゃあ、ちょっとその見分ける問題を出してみようか?
復習だよ~!
(例文)
そこにあるのは、ぼくとさっきまで一緒にいた光一が忘れた物だ。
(問い)
この文章のなかに、動詞はいくつありますか?

さあ、どうかな。
「ひとつ」って答えた人、ちょっと手を挙げてみてね。
(電車のなかで携帯から見てますって人はいいよ 笑)
はい、これは不正解
答えは、「みっつ」なんだよ。
「ええ!」って人は、「動詞」の「動」って文字にとらわれすぎてないかな。
もう一回、授業を思い出してみよう。
「動詞」は「動作」を示すばかりではなかったよね。
「動詞=動作」、これは考え方としてけっしてまちがいじゃないんだけど、例外を忘れてはだめ。
そう、「存在」って意味もあったでしょ?
実は、ここが盲点(もうてん)になってるわけ。
「いる」「ある」っていう存在の意味もあったんだよね。
これは、例外として覚えてしまう。
それで、動詞はOKです。
だから答えとしては
「ある」
「い」…「いる」を活用させて、「た」につなげたかたちね。
「忘れ」…同じく「忘れる」を活用させて、「て」につなげたもの。
みっつとなるわけ。
ここで強調しておきたいのは、文法では「動詞」や「名詞」といった言葉の字面(じづら)のイメージにとらわれすぎないこと。
そういう固定概念(こていがいねん=思い込み)を捨てることが、文法に限らずあらゆる場面で必要になってくるんだ。
ということで、今回の「形容詞」「形容動詞」もがんばってね!
(己斐教室S)
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