畑のありんこ(392)

トウモロコシトウモロコシが大きくなってきた。
今年は受粉を考えて2本立ちにしているので、もうすぐ1本にしてしまう予定。
倒したやつはヤングコーンとして食べます。

今から15年前くらいに初めてトウモロコシを栽培したとき、とても甘いのができたのですが、これを越えるものはなかなかできません。
まあ、初、という喜びが味を一段上級のものにしていたことは否めない気がしますが(笑)。

日本で食べられている食用のトウモロコシはほぼ自給率100%です。大体30万トンくらい。野菜類に分類されています。
穀物としてのトウモロコシは年間1600万トン輸入されており、家畜の飼料に回されていきます。その量、日本の米の生産高のほぼ2倍。
日本はトウモロコシ消費国なのです。

畜産物の自給率は、肉類56%、卵96%、牛乳・乳製品67%(2010年度)と比較的高めですが、飼料の輸入まで数値に含めると、畜産物の自給率は16%に過ぎないという統計も出ています。

外国が天候不順による凶作などで輸出がストップするとたちまち大打撃を受けるのがわが国の食事、という状況です。
自給率のUP、食生活の見直しはずっと続く課題に思います。
廿日市でも新規就農者の記事が出ていました。
こういう作物を作ろう! という方針が国レベル、地方自治体レベルでもしっかり作られるといいですね。
食べものあっての命です。

タマネギのあとも耕したので、次の野菜も植え付け準備完了です。
梅雨になると作業時間がとれないんですよね…

(五日市教室A)