気になるニュース270回「太陽の次に近い恒星」

【問】

自ら光を放つ星のことを恒星といいますが、地球からもっとも近い恒星は太陽です。
次に近い恒星は「ケンタウルス座アルファ星」ですが、地球からどのくらいの距離にあるでしょうか?

【答】

約4.3光年(1光年は9460億3047万2580.8km)

地球から1億5000万kmはなれたところにある太陽、光の速さは秒速30万kmだから、太陽の光が届くまでに8分20秒かかるってことはみなさんも計算できますね。
でもケンタウルス座アルファ星はその光が届くまでになんと4.3年もかかる。
現在、最速の探査機をもってしても到着するのに4万年もかかるそうだ。

そんなケンタウルス座アルファ星に新しい探査機を打ち上げる構想を「宇宙論」を表したスティーブン・ホーキンス博士やロシアの富豪ユーリ・ミルナー氏らが発表しました。
その新しい探査機はレーザービームの力で進む宇宙ヨットとなるようで、何と数分で光速の2割(秒速6万km)に達し、3日で冥王星を通過し、太陽系外に出る性能を持つと発表されています。

その探査機はなんと20年というわずかの時間で(先ほどの4万年に比べたら)アルファ星に到達することを目指すようです。
地球と同じような環境の惑星が存在するのか?興味はつきませんね。

(アイル代表S)