畑のありんこ(478)

味噌味噌をつくりました。
まず大豆を水につけてたっぷり水を吸わせます。
翌日、煮たものをマッシャーや擂り粉木などで、ひたすらつぶします。
私は擂り粉木で。
この作業、全く頭を使いません(笑)。

豆腐をつくるときも似た作業をしますねえ。
豆腐をミキサーを使わずに、人力で! と挑んだときもひたすら水につけた大豆をすり潰しました。
時間はかかりますが、手間を惜しまなかった、そんないにしえのやり方をなぞってみるのもたまにはいいのかな、と思ったりします。

すり潰した味噌に塩麹をまぜてこねます。
適当な固さになったところで味噌桶にボール状にした味噌玉を投げつけます。 バン! ドン!
空気を抜くためです。バン!
押してつめて、空気にふれないようにしてできあがり。あとは熟成を待ちます。

年令を重ねると豆腐も味噌汁もしみじみおいしいし、手作業の大切さも身にしみます。
効率優先の世の中で、必要な手間を惜しまないことだけは、何とか子どもに伝えていきたいなあと思います。

(五日市教室A)