いきものばんざい(19)

カタツムリ【カタツムリってだれ?】(軟体動物門腹足綱)

実はカタツムリという名は、特定の生物種を指す名前ではなく、陸にすむ、とがっていない巻貝の総称という感じで使われている日常語です。日本には700種類以上いるといわれ、区別が大変なグループですが、身近な生き物なので親しまれています。彼らは殻とともに成長するため、そのカルシウムをとるためにコンクリートを食べているといわれています。他にも貝のくせに肺がある、一匹でオスとメス両方の役割をする(雌雄同体)など、つっこみどころ満載。殻がいつもすべすべなことが注目され、汚れないタイルの研究対象にもなっているそうです。
(画像はたぶん…ウスカワマイマイ)