チャンネルアイル53号

090807.jpg■アイルの考える中学受験とは…(4)
「子ども達の努力を認める環境を」
私たちが保護者の方と面談する中で、次のようなお話を伺うことがあります。
「子どもが集中できないといって、子ども(勉強)部屋をしめ切って籠ってしまうんです」
「本当に勉強しているかどうか、あやしいとは思っているのですが」
「どうにも信じることができなくて、たまにさっとドアを開けてみると、していないわけではなさそうなのです」
およそ、このような内容です。


さて、このお話のなかにはいくつか注目すべき(あるいは改善の余地のある)点があります。
その第一が、子ども達の学習環境についてです。
はたして「しめ切った子ども部屋」が、本当に中学受験学習にふさわしい環境といえるかどうか、十分な検証が必要です。
一概に言えませんが、受験勉強に取り組む際、ドアをしめ切ることにさほどの意味はないのではないかと思います。
多少の環境音、生活音があるからといって、真剣に学習に取り組めないようでは、やはり集中力の問題といえるでしょう。
むしろ、リビングなどの開放的な空間で学習させてみることを考えてみてください。
また、第二の問題点として、子どもの学習状況が見えないために、保護者の方が疑心暗鬼にならざるをえない点があげられます。
子ども達のやる気は、学習の成果が具体的にあらわれた場合(たとえば成績のUP)以外にも、周りの人間(親や講師)によってその努力が「認められ」た場合にも、ぐっと高まります。
その大切な機会を、「しめ切った子ども部屋」での学習は妨げていることにもなるのです。
子ども達は敏感ですから、大人のちょっとした猜疑心も見抜いてしまいます。
また、保護者の方の目の行き届かない環境では、実際に学習のペースが上がらないケースも多いでしょう。
自分の部屋の中には集中力をそぐさまざまな誘惑もあるでしょうから。
一度、ご家庭での学習環境について、ご家族で考えてみてはいかがでしょうか。
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-後記-
夏休みも後半を迎えます。
来週はお盆休みとなりますが、「いましかできない」ことに取り組んでみてはどうでしょうか。
なお、来週一週間は、ブログの更新をお休みさせていただきます。
(T)