気になるニュース397回「成人年齢(れい)の引き下げ」

【問】

2018年6月13日に、成人年齢の引き下げが決定しました。何歳に引き下げられたでしょうか?

【答】

18歳

現在日本の法律では、成人年齢(大人とみなされる年齢)は20歳です。成人年齢の引き下げは、2022年4月1日から施行予定です。成人になってできることは様々です。たとえば18歳以上の人がクレジットカートやローンの契約をしたりすることができるようになります。また、10年有効のパスポートを所得出来るようになります。今までは、未成年のパスポートの有効期限は5年間でした。

世界各国に目を向けると、多くの国々では18歳以上からを成人と定めています。日本での成人年齢の引き下げは、世界の主流にならった形といえます。実はヨーロッパなども成人年齢は20歳の国が多かったのですが、1960年代ごろから若者を中心に政治的な関心が高まり、成人年齢を引き下げる国が増えました。日本でも、若者が政治に関心を持つことが望まれています。ここを読んでいる小学6年生の皆さんは、あと6年で成人ですね。今のうちから政治に関心を持ちましょう。そして、意識を高く持って成長してください。

ちなみに、20歳から成人と言っても、お酒やタバコ・ギャンブルなどは20歳以上からのままとされています。

(己斐前教室N)