それでもIwill be…(64)

keisannokuhuu.jpgいよいよ受験本番…そんな時期ですが,
入試のときに,理科では何に気をつければ
よいのでしょうか?


もちろん,問題をしっかり読む。
これは当たり前。
入試直前から入試問題を前にした時という
本当に直前にやれること,気をつけることとは?
それをいくつか挙げてみました。参考にしてみて下さいね。
① 正誤問題では何に気をつけるか?
② 記述問題では何に気をつけるか?
③ 見たことのない選択肢は答えになるか?
④ 最後に見ておくことは何?
さて,①ですが,まずは言葉。「必ず~」とか
「ぜったいに~」など100%そうなるもしくは
100%そうならないといった言葉がふくまれていれば
これは大部分が間違い。自然のことを考えれば
「ぜったい」なんてことは多くの場合言えないですよね。
また,「この実験からわかること~」なんて書いてあったら
自分の知識を捨てて,目の前にある実験で何をやって,
そこからどんな結果が出てきたかだけを見る。この系統の
問題では,しばしば「実験ではわからないけど,受験生なら
ほぼ持っているだろう知識をさも実験でわかった」ように
書いてあることが多いですよ。
あとは定番の問題は覚えておくにかぎります。
「上皿てんびんでは止まるまで待つ」なんて間違いの
典型例だし,「メダカのエサは一日に一回たっぷりやる」
なんてのもよくあるパターン。これらは過去問題を
やって復習しているウチに覚えていきますから大丈夫かな。
次に②ですが…定番パターンは塾でも「覚えておこう」
と言ってきたけど,理科の記述ではある程度「型」が
決まっているから,定番パターンではない問題が出たときも
覚えている記述パターンの語尾をまねすることで正解に
たどりつける可能性が上がります。
そして避けておきたい答え方には「~しないようにする」
というものがあります。こういった場合には「~を防ぐ」
と答えるようにしましょう。
さらに③ですが,ずばり98%以上の確率で正解ではありません。
塾では入試に出題されるほとんどのものをやっています。
つまり見たことのないことが書いてある選択肢(教わって
いないこと)は,正解ではない確率が多いのです。
ですから正しいように見えても,本当に知らなければ
まずはまちがえていると考えましょう。
そして最後の④。何をすればよいのか…ですが,
よく「苦手なところを最後までしっかりとやろう」という
ことが言われますが,確かにそれも正しいのですが,
私個人では「学校の教科書を読み返して,学校の授業や
実験を思い出してみよう」というのがよいと思います。
というのも,問題を作成するときには,多くの場合小学校の
教科書の内容をチェックしてそれを基に作っているからです。
塾ではどうしても教科書の内容よりも細かい部分を追いかける
ことが多くなってしまいますが,教科書の写真やイラストも
かなり重要なのです。塾のテキストに載っていなくても教科書
に載っている写真やイラストに関係した問題も少なくありません。
そしてココが重要なのですが,そういった問題はいわゆる
「知識で解ける問題」ですから,覚えてさえいれば確実に
得点に結びつけられるのです。
最後に笑えるようにがんばっていきましょう!!!
(己斐教室 N)
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■第三回新年度説明会開催
1/16(土)10時30分より入会説明会を開催いたします。
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