畑のありんこ(585)

トウモロコシ雄花トウモロコシが先週末から咲き始めました。
雄花が先に頂部に咲き、雌花がそのあと、下につきます。
雌花の先から出ている、いわゆる「ひげ」がめしべで、ここに花粉がつくと受粉することになります。
実がぎっしりとつまっているということは、ひげの一本一本がちゃんと受粉したということです。
まあ雄花からの花粉の量もかなりのものですが。

中南米の国ではトウモロコシを粉にして焼いたトルティーヤなどが主食として食べられているそうですが、こちらのトウモロコシは甘みはほとんどないそうです。
日本のトウモロコシは甘みが強くなるよう、品種改良されてきたものです。糖度20を超すものも。
生で食べられるものも出てきていますね。
以前北海道に行ったとき、ピュアホワイトという糖度の高いトウモロコシを食べましたけど、確かに甘かった。でも恒常的に食べるんなら、個人的にはほどほどでいいなあ…と感じました。

雌花は一番上を残して、下の雌花は摘み取ります。これが「ヤングコーン」ですね。「ベビーコーン」とも。
最初に中華料理で食べたとき(高校くらいのときかな)、「これ何じゃろう?」と思ったのを覚えてます。
収穫が楽しみです。

画像はトップが雄花、下が雌花です。
トウモロコシ雌花

(五日市教室A)