畑のありんこ(151)

201007141015000.jpgひどい雨だった。
うちの菜園もかなり打撃を受けました。
トウモロコシが倒れるわ、ミニトマトは折れるわ、匍匐性の野菜の葉っぱは雨でだめになるわ、ブルーベリーははじけるわ、土は流されるわ、みんな雨に頭をひっぱたかれてしょんぼりしていました。
雨の中修復作業をしました。


でも豪雨災害に比べれば、こんなの大したことないな、と感じました。
報道をきくと、胸が痛みます。
自然がゆるやかに人間に対して報復を始めているような印象をもつここ数年。
雨もたたきつけるような勢いのものが増えてきたが、これはさらに頻度が増えていくらしい。
台風は大型化するといわれている。
気温は明らかに上昇している。
今まで営々とご先祖がつくりあげてきた自然のサイクルの中での生活や農林水産業がくずれていくような、そんな怖さを感じています。
少しくらい不便でも、電気を使用するもの、石油燃料を使うものをひかえよう。
スーパーで袋をもらわなくても、今まで以上に電化製品をじゃんじゃん使って高速道路をばんばん走っているのではどうしようもない…
社会の進歩は止まらない。
温暖化や異常気象ももとには戻らない。
でも、何とか軟着陸できるやりかたがあるのではないかと思うのです。
人間の知恵を結集すれば。
目の前の雑草をぬいたり、肥料をやったりしながら、そんなことを考えることが増えました。
何はともあれ、夏。
インパクトの少ない生活をするよう、心がけるつもりです。
今年はエダマメの実入りがいい。
毎日おいしくいただいています。
ちびちゃんは莢から口の中へエダマメを発射されるのが楽しいらしい。
知り合いの子はブルーベリーを分けてあげると酸っぱかったときには顔をしかめて悶絶し、甘かったときには「はいっ」って手を挙げてました。
子どもってかわいいですよね。
彼ら彼女らに、うまくこの世を受けついでいきたいなあ…。
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(五日市教室A)