畑のありんこ(175)

201101221232000.jpgウメの剪定をしたあとに、枝をいくらか部屋の水さしに差しておく。
室内は温かいので一足早く(二足…いや三足くらいかな…)蕾を開くのです。
今年もふくらみ始めました。
冬の間に充電して、春に花を咲かせる姿に、人生のいろいろなことを重ねてしまいます。
子どもらが向かう中学受験もその一つです。


植物にしてみれば休眠しているだけなのかもしれないのですが、人間はつくづく叙情的な生き物なんだろうなあ。
梅の花の香りも、若葉も、そして実も、なんだか人間の通過していく「何か」を象徴しているような気がしてしょうがありません。
昨年、舞い落ちてくる雪片がウメの蕾にそっと乗るのをたまたま目撃しました。
何かいいものを見たような気がしたのを覚えています。
人と人との偶然の出会いのような。
雪は六花とも。
出自は全く別のものであれ、「花」という同じ名をもらったものが偶然出会う。
しばらくしてウメは開花を迎えました。
私たち講師との出会いが子どもたちにとってよきものでありますように…。
明日から入試が始まります。
みんな、頑張れよ…!
(五日市教室A)
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