気になるニュース87回「南半球の地震国」

名言45.jpg【問】
2月22日午後1時ごろ、南半球のある国をM(マグニチュード)6.3の直下型地震が襲いました。
この地震で、日本の専門学校の教師や学生が被災し、現在も救出活動が続けられています。
この国の名前を答えなさい。


【答】
ニュージーランド

ニュージーランドは、オーストラリア大陸の北東に位置し、北島と南島に分かれた島国です。
日本には羊毛やパルプ、果実などを輸出していることでも知られています。
この国の南島にあるクライストチャーチ市を、2月22日午後1時ごろM6.3の直下型地震が襲いました。
ニュージーランドは“環太平洋造山帯”に属しています。
同じく“環太平洋造山帯”に属している日本でも、よく地震が起こりますね。
中学校の社会の教科書には、
『造山帯は大きな山脈などが多いだけでなく、大地の動きがさかんで不安定なところです。そこでは、しばしば地震が起こり、火山の活動も活発で、噴火による災害がもたらされることもあります。』(『新編 新しい社会 地理』東京書籍)
と記述されています。
地震の被害にあったクライストチャーチ市は、南島最大の都市で、周辺には多くの語学学校があって、外国人留学生も数多く訪れています。
今回の地震でも、語学研修で訪れていた富山市立富山外国語専門学校の教諭と学生が崩落した建物に埋まり、安否が不明となっています。
美しい街並みを構成していた古いレンガ造りの建物は、ほぼ倒壊してしまいました。
また、近代建築のビルも倒れているようです。
日本からも、警察庁や消防庁などの職員などで構成された「国際緊急援助隊」が派遣され、各国の救援チームと協力して、懸命な救助活動を行っています。
少しでも早く、生存者が救出されることを願ってやみません。
同じく地震国である日本も他人事ではないのです。
(五日市教室A)
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