畑のありんこ(219)

111213_133149.jpg近所の夏ミカンが色づいてきた。
夏ミカンといえば萩市。市の果樹も夏ミカンになってますね。
初夏に減酸して食べられることがわかってから、職を失った士族への救済措置として庭に植えさせ、副業としたのが全国普及の始まりだそうだ。
今は大分県で発見された枝変わり種の甘夏に更新されていっている。


子どもの頃はよくハッサクを食べていた記憶がある。
母親が酸っぱいものがすきだったせいもあるだろう。
これ、広島原産の果物なんですよ。
因島に原木があるそうです。
旧暦8月1日から食べられるようになるとのことから、「八朔」と名づけられたのだそうだ。(朔日は1日のこと。この日が新月ですね)
ナリンギンという苦味成分が入っているそうだ。
そういえばちょっと苦くて、当時はミカンの方が好きだったなあ。
今食べると味に感傷がまじりそう(笑)。
今年はカリンが豊作でした。
虫にもやられましたが、さほどでもなく、先日カリンジャムを作りました。
年に一度の茜色との出会いであります(笑)。
まだ残っているので、もう一度作ってもいいなあ。贈答用(笑)。
夏ミカンのマーマレードも食べたくなってきた。
(五日市教室A)
※一日遅れの更新となりましたことをお詫びします。