気になるニュース108回「日本女子サッカー初の快挙!」

【問】
先日、国際サッカー連盟(FIFA)の選ぶ「女子最優秀選手」に、アジア勢として初めて、女子サッカー日本代表のキャプテンが選ばれました。
「なでしこジャパンの顔」ともいえるこの選手名を答えなさい。
【答】
澤 穂希(さわ ほまれ)

先日、国際サッカー連盟(FIFA)は2011年の世界年間表彰式を行い、そこで年間最優秀選手と監督が選ばれ、表彰されました。


男子では、FCバルセロナのリオネル・メッシ選手が3年連続で最優秀選手(バロンドール)に選ばれました。
そして女子では、2011年に行われた「女子サッカーワールドカップ」のドイツ大会で、みごと優勝を飾ったサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のキャプテンである澤穂希選手が選ばれました。
アジア勢から最優秀選手が選ばれたのは初めてのことです。
澤選手はワールドカップ・ドイツ大会で得点王に輝き、MVP(最優秀選手)にも選ばれています。
さらに、通算代表ゴール数の80得点は、日本サッカー代表歴代1位の記録です。
中学生のときに読売サッカークラブに入団して以来、日本・アメリカでプロとして活躍してきた澤選手。
そのサッカーに対する情熱や努力が結実した瞬間だったのではないでしょうか。
ちなみに、女子の最優秀監督賞には「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督が選ばれました。これもアジア勢初のことです。
アメリカとの決勝戦、延長戦後半12分にみせた澤選手の同点ゴール。
澤選手と「なでしこジャパン」がみせた「あきらめない姿勢」と、チームの団結力は、震災で苦しむ多くの日本人に、勇気を与えてくれたと思います。
2012年7月には、ロンドンでオリンピックが開かれます。
「なでしこジャパン」は、ワールドカップ覇者として金メダルをねらっています。
ぜひともがんばって、夢をかなえてほしいものです。
(皆実教室M)