いきものばんざい(18)

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ジョロウグモ【風に乗ってどこまでも ~ジョロウグモ~】クモ目ジョロウグモ科

ジョロウグモはコガネグモと同様、民家でよく見られるわりと大型のクモです。クモは網を張って獲物をとらえますが、この網(糸)を移動にも使うことが知られています。暖かい日、地上から上昇気流が生まれると、子グモはおしりから糸を出します。この気流に乗って糸が広がり、風にのって飛んでいくというやりかたです。枝の先からぶら下がって、まるでタンポポの種のようなかたちで飛んでいく方法も観察されています。これをバルーニングといいます。ある日気づいてみると自転車の車輪にクモの巣が張られていた、なんていうのはこれが原因かも。3000mもの高さに上がったり、数kmを移動したりと、想像以上に移動します。生物が生息範囲を広げようとする力に驚きます。

畑のありんこ(525)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

植え替えまず地植えのブルーベリーの剪定をして、鉢植えのブルーベリーやラズベリーの植え替えを始めました。
改めてみると結構鉢の数があるなあ。

ブルーベリーは酸性土を好む果樹なので、ピートモスを使います。
地植えのものにもピートモスを足すのですが、そこから2m離れたところに柑橘やクワが植えてあるので、彼らにとっては変な環境になっているだろうなあ。
このエリアだけよけて根をはろう、みたいな歪な根張りになっているに違いない。
それぞれ年数がたってきたので、根もずいぶん太くなってきているのがわかります。

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畑のありんこ(524)

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干し芋干し芋を作りました。
焼き芋にしておいしい「甘太くん」(べにはるか)を使いました。
食感もいいし、食物繊維たっぷりでおやつにもいいなあ…と思って数切れ食べてとっといたら、昨日、すでになくなっておりました(笑)。
おいしいものは早く食べんといけん。
しかしそれでは保存食の意味がない(笑)。

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いきものばんざい(17)

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ラッパズイセン【がくはどこ? ~スイセン~】(キジカクシ目ヒガンバナ科)

ニホンズイセンは冬から春にかけて咲きます。
毎年同じ場所に咲くので多年草だとわかりますね。
古い時代に中国から帰化したものと考えられています。
花びらは普通、3枚、5枚、8枚、11枚…となっているものが多いのですが、スイセンは一見6枚に見えます。
花びらに見える6枚のうち、3枚がほんとうの花びらで、残りの3枚はがくです。
うらをのぞいてみると、見慣れたかたちのがくがないのがわかると思います。チューリップも同じですね。

畑のありんこ(523)

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サルオガセモドキ先日、梅の枝の剪定をしました。
花芽がついている枝は部屋の中に入れたので、そのうち咲くでしょう。
このあと剪定を控えている木々があるのですが、いやじゃ。寒い(笑)。早く温かくなってね。

広島市植物園の大温室が改装中で、平成30年の春の再オープンを楽しみにしているものです。
さまざまな花の香りや色に驚いたり、バックヤードツアーに参加したりと思い出の多い温室ですが、一体どんな姿で再登場するのか、わくわくしています。

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