畑のありんこ(526)

コマツナ少しあたたかくなると正直なもので、コマツナの蕾が急にのびてきました。
これをとう立ち、とうが立つといいますね。「フキノトウ」の「トウ」です。
このままだと花が咲いて、はい終わり、となりますので、我が家では蕾を摘んで食べてしまいます。

なにしろ植物にとっては、花を咲かすのが子孫を残すための最終目的みたいなところがありますから、かなりのエネルギーをつぎこんでいるはずです。
摘んでも摘んでも、結構脇から出てきます。まったく生命力ってすごいもんだ。
これをおいしくいただいてしまいます。

冬の間も味噌汁の具や野菜炒めの材料、はては飼っているウズラの青菜にと大活躍してきました。
いつでも育てられるのがいいですね。
コマツナのおひたしは、毎日でも食べたい料理のひとつです。

植え替えを続けています。
庭のミカンの木にメジロがきていました。
江戸時代には鳴きあわせでたくさん飼育されていた鳥です。
今日はひときわいい声で鳴いていました。気のせいかな。

(五日市教室A)