畑のありんこ(619)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

味噌味噌をつくりました。
半年くらい寝かせてから、食べ始めます。まだ色が白いですが、だんだんと褐色になってきます。

北の方の味噌は辛口で塩分濃度も高め、南は甘口で香りがよい、っていいますが、九州の醤油も甘い。
南蛮貿易や温かい気候のため、砂糖が豊富だったという社会的条件。
暑い地域はカロリー消費が多くなるので、その補給のために甘いものを摂取するようになったとも考えられています。
こんなふうに、単語の暗記でなく、理由や関連づけの中で記憶すると、忘れにくいし、論理的な考え方をする礎になると思います。

先日、国語の長文で「住むというのがミソで」と出てきたのですが、「脳みそのことかと思った」と言われて、これにはまいりました。

(五日市教室A)

いきものばんざい(62)

カテゴリー: ■いきものばんざい

ヒヨドリ【~ヒヨドリ~】スズメ目ヒヨドリ科

ヒーヨ、ヒーヨ、という鳴き声が名前の由来だともいわれる鳥です。比較的大きく、庭にミカンなどを置いておくとすぐに姿を見せます。で、すぐに餌場を占領します。ボサボサ頭に、ほっぺたの褐色、灰褐色の体と、他の鳥と見間違えようのない鳥でもあります。ヒヨドリは波状飛行といって、羽ばたいて上昇したかと思うと、羽をとじて滑空する、ということを繰り返す面白い飛び方をします。渡りもするため、ずっと羽ばたき続けるよりは筋肉を休ませることができるということらしいのですが…本当のところは彼らにきいてみないとわかりません(笑)。