畑のありんこ(437)

イチゴイチゴが熟れ始めました。
今が旬ですが、クリスマスケーキ需要と、促成栽培技術の発達などで、日本では12月が出荷量最大です。
今8つのプランタで育てていますが、小さい花は摘んでいき、残りの実に栄養が回るようにします。
植物にとって開花と種をつくるのはものすごくエネルギーを使う作業なのです。
なにしろ動物だと出産に近い作業をしているわけですから。
イチゴ農家だとよいものを作るために3つだけ残して摘んでしまうという話も。
まだそこまでふみきれません(笑)。

イチゴの実はつぶつぶの部分で、主に食べている部分は花托(かたく)という、もともと茎だったところがふくらんだ部分です。
リンゴやナシも同じ。リンゴやナシの実は、中の芯のところです。
これらを偽果といいますが、あんなにおいしくて偽果、はかわいそうな気がする。

こないだの風で苗や野菜が結構傷んでしまいました。
まだ茎もやわらかいので、風で叩かれると茎が曲がったり葉がちぎれたりしてしまいます。
五風十雨という言葉がありますが、ほんとそうあってほしいです。
何しろ自然相手のことなので、よい気候でありますようにと祈るしかない。

GWに釣堀にいってニジマスとアマゴを釣ってきました。
いつもより数が多かったので、刺身と焼き魚以外に、燻製を作りました。

燻製

手間をかける楽しみ方であります。

(五日市教室A)