気になるニュース422回「世界遺産登録へ」

【問】

先日、世界文化遺産登録がほぼ確実になった百舌鳥(もず)・古市古墳群。
これらの古墳群にふくまれる、日本最大の古墳を何といいますか。

【答】

大山古墳

百舌鳥古墳群は、日本最大の古墳である大山古墳をふくむ古墳群で、形を保てていないものまでふくめると44基の古墳があります。
今回、大阪府堺市にある百舌鳥古墳群と、その東に広がる古市古墳群のうち、状態の良いもの49基が世界遺産登録にされる見通しとなりました。

現在世界遺産が多くなってきており、各国から推薦(すいせん)できるのは1年につき1つまでで、昨年日本からは「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が推薦され、登録されました。
実は、この古墳群、4年前から世界遺産登録へ向けて様々な取り組みをしてきたそうですが、昨年は残念ながら見送られていました。

古墳は有名なものでなければ、調査されないまま壊されてしまうものもあるそうです。
しかし、世界遺産に登録されることによって、壊されることが防ぐことができる可能性が高まります。
世界遺産の登録は、大変な道のりのようですが、本当に残したいものは、登録できれば良いですね。

(西条教室N)