【問】
10月末に実施された衆議院議員総選挙において都道府県別投票率で最低だったのはどこでしょう
【答】
広島県
10月27日に実施された衆議院議員総選挙は、内閣総理大臣の交代直後で「政治とカネ」の問題などでかなり注目されたものであり、直前の世論調査では92%以上の人が「関心がある」との結果もでていました。
ところが、その投票率は53%と、前回よりも2%下落し、戦後3番目に低いものとなり、なかでも広島県は48%と都道府県別の投票率で全国最下位でした。
なんと、広島県では有権者の半分以上人が投票に行かなかったのです。
色々と考えられる原因の中の一つとして、区割りの変更というものがあげられています。
これは、広島県の定数が7名から6名に減ったことにより、選挙区の地域が変更になったもので、例えば、前回に比べて広島県内で最も投票率が下がった安芸区は、前回の4区から3区へ変更になっており、それがなかなか周知されていなかったところもあったようです。
それにしても、歴史の授業で学んだ通り、多大な努力の末に得た選挙権ですから、しっかりと使っていくべきですよね。
(皆実教室T)