畑のありんこ(576)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

干し大根ついのんびりしていたら畑のダイコンの薹(とう)がたち始めており、あわてて全収穫しました。
全部を一度に食べるわけにはいかないので、恒例の干しダイコン大量生産作戦になりました。
ダイコンはニンジンとちがって、皮近くに形成層があり、内側が肥大していきます。
厚めに皮をむいて、せっせせっせと細切りして、ひたすら干します。
一旦作っておくと、いつでも使えるので重宝します。
天日干しするとカルシウムや鉄分がものすごく増えますし、食物繊維も豊富です。

ダイコンとニンジンを輪切りにしてもらうと、違いがよくわかります。
ニンジンは真ん中あたりに形成層が見えますが、ダイコンは皮の近くにあるのがわかると思います。
また、ダイコンは食べるところの下半分が根で、上半分は胚軸(茎の基部)のふくらんだものです。
ですから、青くなっていることがありますね。水分が多く、甘いのも胚軸の部分です。

こういった観察も理科の身近な学習です。
実際に見たことは知識とつながると、ぬけにくいものです。

(五日市教室A)

畑のありんこ(575)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

1号巣箱庭の木にかけている巣箱をめぐって、シジュウカラとスズメのにらみあい(のようなもの)が行われています。
つがいでやってきては、巣箱の前の枝や周囲の木に陣取ってます。スズメの方がやや図々しいですね。
巣穴のサイズはシジュウカラにあわせてあるので、シジュウカラよりやや大きいスズメは巣箱に入れないはずなのですが、こないだシジュウカラが穴の周りをまるでキツツキのようにつついてました。
穴が大きくなったらスズメが入れるようになっちゃうんだがなあ…と争奪戦を見ております。
メジロもきますが、スズメたちとはけんかしませんね。

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いきものばんざい(42)

カテゴリー: ■いきものばんざい

ハクセキレイ【歩くのめっちゃ速い ~ハクセキレイ~】スズメ目セキレイ科

道路や町の広場などを高速でちょこちょこ歩いている白っぽい小型の鳥を見ませんか? それはたぶん、ハクセキレイです。尾羽を上下にふりふりしていれば、ほぼ間違いないでしょう。人の近くまでくることもある鳥ですが、その歩き方を見ていると、非常に速いスピードで足を交互に出して歩いているのがわかります。
鳥には、人間のように歩くもの(ウォーキング型)と、両足をそろえてはねるように移動するもの(ホッピング型)とがいます。主に樹上生活をするものがホッピング型、水鳥やハト、キジやセキレイの仲間はウォーキング型が主体です。カラスはどちらも行うめずらしいタイプです。

畑のありんこ(574)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

牛タン塩竃この日曜に、知人とBBQをしました。
BBQ自体イベントみたいなもんですが、焼いて食べるだけでなく、何か他のことをして遊んでます。
今回は、シュラスコと、牛タンの塩竃でした。

牛タンをまるごと塩で閉じ込めてダッチオーブンで蒸すだけなのですが、これがおいしいのです。
塩に庭に生えているタイムとオレガノを練りこみ、香りづけをします。
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いきものばんざい(41)

カテゴリー: ■いきものばんざい

パラダイススレッドフィン【優雅な海底の哲学者 ~三脚魚~】ヒメ目チョウチンハダカ科

 三脚魚ときいて、はっと思ったあなたはきっと深海魚マニアです。日本近海にはイトヒキイワシとナガヅエエソがいます。この魚は、一対の腹びれと尾びれの先端が長く伸び、まるで三脚のように海底に「立って」います。さらにナガヅエエソの胸びれは、細く枝分かれしており、これを放射状に広げて、退化した目のかわりに敵やエサを感知していると考えられています。見た目もまるでアンテナです。さすがに深海に行って撮影できないので、同じように目が退化し、触角のようなヒレが発達しているパラダイススレッドフィンの画像をあげておきます。三脚魚はネット上に動画もあるので見てみてね。泳ぎ方も優雅です。

畑のありんこ(573)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

アロエ花しばらく前から屋外のアロエが花を咲かせていたのですが、撮影する時期を失しました。
ほんとはもっときれいなんですよ。あまり咲かないんですけど。

アロエは私にとって観賞用ではなく、薬用植物としての存在です。
小中学校時代、毎朝おちょこに1杯、アロエの葉をすりおろしたものを飲まされてました。
にっがいの何の。どろどろだし。

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いきものばんざい(40)

カテゴリー: ■いきものばんざい

【最大4m半の掃除屋 ~オオイカリナマコ~】棘皮動物門イカリナマコ科
オオイカリナマコ
 非常に細長い大型のナマコですが、よく水槽に入れられています。食用のマナマコは20~30センチですから、かなり大きいですね。まるで海底に転がっているチクワですが、ウニやヒトデと同じグループですので、五放射相称(中央から放射状に五つに分かれる構造)をしています。心臓はありませんが、食道、胃、小腸、大腸があり、われわれ人間の消化管の原型をもっているといえます。見た目がグロテスクだときらう人も多いようですが、彼らは海底で砂の中の有機物を食べているので、そのおかげで砂がきれいになるのです。縁の下ならぬ、水槽の底の力持ちなのです。そんな目で見てあげて。