畑のありんこ(535)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

ブラックベリーブラックベリーやラズベリーの花が咲き始めました。
あまり手間もかからずに収穫が楽しめる果実です。
ラズベリーは生食でいけますが、ブラックベリーは酸味が強いものもあり、ジャムなどに加工されることが多いようです。

ラズベリー

いずれにしても熟してから収穫するので、傷みやすく、スーパーなどには出回りません。
赤や黒の宝石をちょっとつまんで食べる、といった風情の贅沢が楽しめます。

熟れたら赤くなるのは食べられる合図で、鳥は敏感にそれを察知します。
ブラックベリーやクワは黒いですが、同じ効果があるのでしょう。

私たちは赤色が認識できますが、実はほとんどの哺乳類は赤色がわかりません。
緑と青の2色型色覚しか持っていないからです。これは哺乳類の先祖が夜行性で、視覚よりも嗅覚や触覚などに大きく依存していたためではないかと考えられています。
私たちの先祖であるサルの仲間は、赤色色覚を取り戻したことになるのですが、これは森の中の樹上生活で木の実を食べるには、緑色の葉と、熟した果実を区別する必要があったためだといわれています。

昨日あいにくの雨の中、知人とバーベキューをしたのですが、牛タンの塩釜をしました。

タン塩釜

いい仕上がりで、とてもやわらかくておいしかったのですが、このいい感じの赤色も、肉食動物にはわからないのか…と思いました(笑)。

(五日市教室A)

いきものばんざい(23)

カテゴリー: ■いきものばんざい

スイレン【水に浮かぶ戦略 ~スイレン~】(スイレン目スイレン科)

池の底から茎をのばして、水面に葉を浮かべるところがハスによく似ていますが、進化の系統が異なることがわかってきました。スイレンの葉にはハスの葉のように水をはじくはたらき(ロータス効果といいます。葉の上で水玉がころころ転がります)はなく、レンコンもできません(笑)。普通の植物では、光合成や呼吸、蒸散で使う気孔は葉の裏側に多いのですが、スイレンは葉が水に浮かんでいるため、気孔が表側にある、という変わり者でもあります。また、茎が葉を支えなくてもよいので、成長や開花にエネルギーを回せると考えられています。ハスの方は…葉が水面から飛び出しています。雰囲気は似ているけれどもよく見ると違う。よく観察すると生き物のいろいろな生存戦略が見えてきます。

畑のありんこ(534)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

ソラマメソラマメが少しずつ大きくなってきました。
他の豆と違って、空を向いてなるために「空豆」と名付けられたといいます。
古代エジプトでも育てられていたといいますから、数千年前の人と同じものを栽培して食べていることになるわけですねえ。ずいぶん見た目や性質は変わっているでしょうけれど。

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畑のありんこ(533)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

トマト花トマトの花が咲き始めました。
トマトはナス科の植物ですが、ナスはもちろん、ピーマンやジャガイモもナス科です。
花をよく観察してもらうと、色こそ違いますが、同じ形をしていることがわかります。
また、ウリ科のキュウリやスイカ、メロン、ゴーヤ、ヘチマなどは雄花と雌花がそれぞれつきます。
自分の目で見たことはしっかり知識の基礎となって消えていきません。
あっちこっちで野菜が花を咲かせる時期なので、チャンスがあれば子どもに見せてやってください。

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2018歴史探索 in 宮島

カテゴリー: ■イベントギャラリー

4月22日、6年生を対象とした社会科フィールドワーク「歴史探索 in 宮島」を開催しました。
今年度の優勝は、五日市有川チーム(五日市、強いですね)でした。
おめでとうございます。

いきものばんざい(22)

カテゴリー: ■いきものばんざい

ハト【昔伝書バト今メール ~ハト~】(ハト目ハト科)

広島に住んでいると、ハトといえば平和公園、のようなイメージになってしまいますが、平和の象徴、童謡「鳩ぽっぽ」、鎌倉のお菓子「鳩サブレ」…スズメやツバメと並び、身近なイメージの鳥であることは間違いありません。
電線にとまって鳴いているのはたいていはキジバトですが、平和公園に多いのはカワラバト(ドバト)です。
このカワラバトの持っている強い帰巣本能を利用して、以前は新聞社や軍隊が手紙や通信文を運ぶ手段として伝書バトを使っていました。
通信手段の発達した今では、鳩レースとしてわずかに残っていますが、ハトの帰還率がどんどん下がっており、その原因は不明です。
携帯電話の電磁波が影響しているという説もあります。
携帯電話が動物に影響を与えているかも…しれないのです。