畑のありんこ(669)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

マメの花マメの花は面白い形をしています。犬の顔にも見えます。
5枚の花びらがそれぞれ別のかたちをしています。こういった形の花を蝶形花といいます。
おしべとめしべは花びらにかくれて見えませんが、ハチなどが花びらにのると、花びらが押し下げられておしべやめしべが顔を出すしくみになっています。
ところが、エンドウマメは虫がのっても、花びらが下がりません。

自然界ではたえず環境が変化するので、生物はさまざまな環境に適応できる子孫を残そうとします。
外から花粉をハチなどがもってくるおかげで、植物は同じ種の他の個体と交配でき、タイプの異なる子孫を残すことができるのですが、エンドウマメはそれができないしくみの花になっています。つまり、自家受粉する道を選んだということです。

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教室コラム(皆実教室)

カテゴリー: 教室コラム

FB写真 3月8日前回掲載した梅の写真から3週間で様子は一気に変わりました。
直後に雪が積もったり、温かくなったりを繰り返し、写真手前に写る梅が満開となりました。
ちなみに奥に写っている花びらを落とした梅が3週間前につぼみだったものです。
季節がどんどんすすんでいることがわかります。
(皆実教室T)