【問】
今週末から週明けにかけて見られる流星群の名前は何でしょう?
【答】
ふたご座流星群
日本の国立天文台では、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群を「三大流星群」としています。
その中でもふたご座流星群は、毎年1時間あたり20個から30個観察することができ、条件が良いときは、1時間に50個から60個出現することもあります。
今回のふたご座流星群が見える時期は、4日(木)~20日(土)、最も多くの流星が期待できる極大期は14日(日)夜~15日(月)の明け方といわれています。
ただ、14日から15日にかけては荒天が予報されており、この期間に観察するのは少し難しいかもしれません。
14日以外でも見ることはできるので、観察する場合は次のようにしてみてください。
①街の明かりが少ない場所を選びます。
②「オリオン座」を探します(星座早見を使ってもよいですが真ん中の三つ星は見つけやすいはずです。)。
③「オリオン座」の左側にふたご座がありますから、そのあたりを中心に流星が流れてくることになります。
とはいえ、ふたご座がわからなくても問題ありません。
そのあたりを中心に流れるので、オリオン座の方向へ向かって空全体をながめておけば見ることができるでしょう。
国立天文台によると、ふたご座流星群は、夕方から明け方まで流れ星を観察するチャンスがあるそうですが、午後9時頃からが好条件との事です。特に午前2時頃には、放射点がほぼ天頂に位置するため、流れ星が真上から降ってくるように見られるそうです。
合わせて冬の星座も観察できるとよいですね。
(五日市教室N)

