それでもIwill be…(226)

先日、せっかくの休日なのに、一日中大雨という日があり、久しぶりに家の本棚周辺の大掃除をしました。
これまで読んだ本を棚におさめて、出版社や作者別に整理するくらいの作業です。

まあ1時間で終わるかなぁ、と思い始めたのですが、予想外の事態に直面しました。
それは……本が入りきらなかったんです。
最近、新刊はそこまで購入していないはずだと思っていたのですが、学生時代に古本屋の店じまいの大セールで大量購入したものを黙々と読んでいるうちに、棚に入りきらなくなっていました。

特に文庫本が問題でした。
1冊1冊は場所をとらないし、値段もお手頃なので読書の入門としてはお勧めなのですが……。
さすがに、それも10年を超えて続けていると恐ろしい量になるようです。
本ってなかなか捨てられないもので、この際だと思って数えてみると、いつのまにか1000冊オーバーでした。
しかも、文庫本だけでその数だったので、恐ろしくなってそれ以上のカウントはやめておきました。

さしあたり、そのままにするわけにもいかないので、ハンコを売っているような回転式の本棚を急いで購入してきました。
それでも空きが心許ないので、クローゼットの中にスペースを作っていると、大学時代に友人と作ったオリジナルの小説が眠っていました。
完成度としては、まあ顔から火を出すしかないようなものだったわけですが、当時の自分の創作活動への情熱も見え隠れしていました。
生徒たちのやる気に負けないように、私自身もまだまだ夢に向かって頑張らねばならないなあ、と思いがけず心を新たにする休日になりました。

(五日市教室T)