気になるニュース第340回 「衆議院解散と総選挙」

【問】

9月28日午後に衆議院が解散されました。
10月22日には選挙が行われる予定ですが、その選挙では何人が選ばれるのでしょうか。

【答】

465名

2016年の5月に衆議院議員の定数が減らされる法律ができましたが、今回の衆議院議員総選挙からそれが適用されます。
これまでは、小選挙区295名、比例区180名のあわせて475名を選んでいましたが、今回から小選挙区289名・比例区176名となり、全体で10名の定員減となります。

これは、以前から問題になっていた「一票の格差」をできるだけ小さくしていくための改革の一環です。

ところで、今回の解散について、安部首相は「国難突破解散」と名づけていましたが、野党やマスコミからもいろいろな名前が挙がっていますね。
古くは吉田首相の「バカヤロー解散」といったものもあり、その解散名は当時の事情が反映されるものが多いようです。

みなさんならば、どんな解散名をつけますか。
今回の解散から総選挙にいたる流れに関心を持って欲しいので、少し考えてみてください。

(皆実教室T)