畑のありんこ(617)

スイセンとウメ昨日は節分でした。季節の変わり目ですね。
季節の分かれ目は4つあるわけですが、特に冬から春へのものを言うようになっています。
ここが一年の始まり、という意味もあったのでしょう。

庭ではスイセンが咲き、梅の蕾も大きくなってきました。
剪定したときに出る梅の枝の中から、適当な枝を選んで室内においておくと、屋外より一足早く咲きます。
馥郁とした香りを楽しめます。
梅は万葉集にもよく詠まれていますが、スイセンの渡来は鎌倉時代以降みたいですね。
ヨーロッパでは香水の材料とされてきましたし、品種改良も盛んだったようです。

花は虫を呼びよせて花粉を運んでもらうために香りを出しているのですが、人間がこういったかたちで繁殖を助けるとは思っていなかったかな。

(五日市教室A)