いきものばんざい(80)

ヒメツルソバ【白とピンクの金平糖 ~ヒメツルソバ~】タデ目タデ科
 だれもが見たことがある白とピンクの小花。道ばたにひっそりと咲いていますが、もともと庭づくりのために明治時代に導入された植物です。見た目がかわいらしい花です。紅紫色のイヌタデに近い仲間です。考えてみれば「こんぺいとう」もポルトガル語。宣教師が京都の二条城でフラスコに入った金平糖を織田信長に献上したらしいです。想像すると楽しいですよね。日本は島国ですが、実にあちこちから色んなものが入ってきているのだなあ、とあらためて実感します。それは生き物に限ったことではないのでしょう。