畑のありんこ(180)

110226_120749.jpg近くの直売店で妻が桃の枝を買ってきた。100円。
つぼみもついていて、開き始め。
そう、あかりをつけましょぼんぼりに~♪
桃の節句の起源は平安時代にまで遡る。
いわゆる節日には人日、上巳、端午、七夕、重陽の五つがあり、季節の変わり目を表した。
「節」って、さかい目のことですもんね。


人日は1月7日。七草粥を食べます。
上巳が桃の節句、いわゆる雛祭り。
端午が5月5日、今では男の子の節句ですね。菖蒲=尚武。
七夕(しちせき)が七夕(たなばた)。笹は祖霊が宿る依代。
重陽の節句は日本ではあまり取り上げられませんが、菊の節句ですね。
季節の植物から呪力をもらい、ここまでの穢れを祓う。
そんな行事が由来だったそうです。
確かに桃も古くから呪力があるとされています。
イザナギは黄泉比良坂で化け物たちにえいやって桃の実を投げてるし、桃太郎は桃から生まれるし。
奈良県の纏向遺跡からは去年、2000個以上の桃の種が見つかっています。纏向は邪馬台国の候補地のひとつです。卑弥呼も使ったか(笑)。
色々な習俗が重なり合い、流し雛から豪華な雛飾りへ。武家から裕福な商家などへと広まっていき、今のかたちになっているのだそうです。
文化って、面白い。
ま、何はともあれちびちゃんの健康を祈って。
…実は、ひなあられ、結構好きだったりする(笑)。
(五日市教室A)
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