気になるニュース719回「主権の行使」

【問】

2025年7月20日に参議院通常選挙が行われます。それでは、前回の参議院通常選挙が行われたのは、西暦何年のことでしたか。

【答】

2022年

日本の国会には、参議院と衆議院という2つの議院があって、どちらも選挙によって議員が選ばれます。6年生は参議院と衆議院では被選挙権や任期、解散の有無など、いくつかの違いがあることは学習しましたね。

衆議院の場合、議員定数が465名で任期が4年ですが、途中で解散の可能性があるため、選挙は4年ごとにはなりません。そして、選挙のたびに465名全員が改選されます。
一方の参議院の場合、議員定数が248名で任期が6年ですが、3年ごとに半数の124名が改選されるため、選挙自体は3年ごとに行われます。

一時期は低空飛行だった石破内閣の支持率も、小泉農水大臣が米の価格を下げるため矢継ぎ早に備蓄米を放出し、さらに米の流通の仕組みを変えたこともあって若干上昇しています。
主権者である国民が、どの政党を支持するのか注目されますが、前回52.05%だった投票率が向上してほしいと思っています。選挙は国民が主権を使う大切な機会ですからね。

(己斐教室M)