畑のありんこ(778)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

ウド今年はウドを堪能しています。
つい収穫しそびれるとあっという間に成長するので、油断できない。
とはいえ庭に植えているのはわずかな本数なので、普通のとり方(茎の下の方で切って採る)だとそれで今年はおしまい、となってしまいます。
太い茎は伸ばしておいて、葉っぱが大きくなりきる前のものをいただいてます。

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畑のありんこ(776)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

双子葉5年の理科で植物の分類を学習していますが、どうも発芽の様子はおろか、植物自体をまじまじと見たこともないようで四苦八苦…している子もいるように見えます。
映像や動画が満ちあふれていて、見る材料には事欠かない時代ですが、どうもそういう画像や動画を好んで見るわけでなく、実体験もなくなりで、身の回りの動植物についての知識が薄~くなっている気がしています。
テキストの上だけの学習では実感もとぼしく、おそろしいことに逆を覚えたり、かんちがい100%の丸覚えをしていたりなんてことも出てきます。
というわけで身の回りのものをしっかり見るように大人も水を向けていかないといけないようです。
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畑のありんこ(775)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

柑橘蕾柑橘類の蕾がもうつき始めています。
無事花芽を見ると、ああよかった、剪定ミスってないわ…と安心します。毎年ドキドキします。
つぼみって、何だかワクワクする気分にさせてくれますね。

花芽を切ってしまうと、もちろん花も咲かないし実もなりません。
先日、卒塾生が塾に来た折、「庭のドングリの木、ずいぶん大きいのに実がならん」と、通塾中には聞いたことのない話をしてくれました。
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畑のありんこ(774)

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甘夏のジャム甘夏のマーマレードを作りました。
剥いて、ゆでて、刻んで、砂糖入れて煮て、…と工程は非常に単純作業でわかりやすい。
市販のものと違って砂糖の量が加減できるのがいいところですね。
柑橘は甘さひかえめの方がさわやかな感じがします。
思えば甘み+苦みをおいしいと感じたのは、マーマレードが最初かもしれん。

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畑のありんこ(773)

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スイスチャードスイスチャードを播いてみました。
カラフルなので、サラダの彩りなどにも使われる野菜です。
日本ではフダンソウとも言われ、ホウレンソウに近い仲間。
味もホウレンソウっぽかったです。

話は変わりますがどうも私はパクチーが苦手でして、少し前からブームになっているのを遠巻きに見ています。
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畑のありんこ(771)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

ハクサイやアブラナのつぼみはおいしい。とてもおいしい。
チンゲンサイやコマツナなども花が咲きそうなものはすべて摘み取って食べてしまいます。
花が咲く前の状態のつぼみは鍋などに入れるとやわらかくて春の味。
花には申し訳ないのですが(笑)。

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畑のありんこ(770)

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サクラ今、「花」といえばサクラを指すことが多いのですが、古くは違ったようです。
「令和」の出典となった『万葉集』には実にさまざまな植物が詠まれていますが、一番詠まれているのは萩。約140首。
じゃあ桜は2位かというと、2位は梅。3位は松。桜は5位です。
奈良時代以前には花見は梅を見るものだったようです。桜が大きくクローズアップされていくのは平安時代以降。

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畑のありんこ(769)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

ルピナスの時期になりました。
和名は「ハウチワマメ」で、マメ科です。落花生の葉っぱに似てますね。
豪華な花が咲くので、リッチな気分になれます(笑)。

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畑のありんこ(768)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

タマネギタマネギが少し大きくなってきました。
ところで、タマネギの葉の見えているところは全部裏側です。
食べているところも、鱗茎葉と呼ばれる葉っぱの部分です。1枚1枚ばらしてみると、こちらはよほど外側が裏側だとわかりやすいですね。

日頃の食材の中にも、理科の学びの材料は転がっています。
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