いきものばんざい(119)

カテゴリー: ■いきものばんざい

【闘う魚 ~ベタ~】スズキ目オスフロネムス科
 東南アジア原産の熱帯魚です。色の鮮やかさも目をひきますが、強いなわばり意識を持ち、「闘魚」という別名のとおり、他の個体が近づくと激しく威嚇・攻撃する性質を持ちます。背びれや尾びれ、エラまでを最大限に広げ、ふるわせて威嚇します。1匹で飼っている場合は、鏡を使うとこのフレアリングが観察できます。また、ベタはラビリンス器官という空気呼吸が可能なしくみを持っており、水中の酸素が少ない状態でも生きていけます。熱帯の川は流れもおそく、水温も高いため、酸素が水にとけにくい状態です。これに適応したものと考えられています。日本人が海藻を消化できるように環境に合わせて適応したのと同じですね。

教室コラム(サイエンスラボ)

カテゴリー: 教室コラム

30日の午前・午後には「不思議な結晶の世界」を開催しました。
結晶とは何か、どうやったら結晶ができるのかの説明ののち、
試験管の中に星を降らせ、シャーレに針状の結晶を発生させました。
ビスマスの人工結晶を作るために約230℃まで加熱する実験は、暑かった!
通常、結晶ができるのには時間がかかるのですが、人工的に短時間で生成できる環境をつくってやると、自然はルール通りの姿を見せてくれることが多いのです。

200種以上の鉱物標本も見てもらいました。
結晶や鉱物の世界に少しでも興味をもってもらえたならうれしい限りです。

ご参加ありがとうございました。

(五日市教室A)

教室コラム(皆実教室)

カテゴリー: 教室コラム

FB写真8月1日入り口前のヒマワリの花がずいぶん開きました。
昨年咲かせた花からとったヒマワリの種を保管しといたものをまいたのですが,無事咲いてくれました。
また,種をとっておいて来年咲いてもらいましょう!

(皆実N)

畑のありんこ(740)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

こないだ草刈りされていた空き地にあっという間にクズが生えてきました。
根っこは葛餅などの材料として昔から親しまれています。
風邪薬の葛根湯の材料でもあります。
うちでは、クズの葉をウサギの餌にとってくるくらいですが、こないだテレビでクズの葉でお茶を作っていたので、やってみました。

とはいえ、葉っぱを炒って、お湯を入れたら終わり。
ほんのり甘くておいしかったですよ。
ソバ茶のような風味もあり、家族の評価は高かったです。

葛の葉って、伝説に出てくる白狐の名前でもありますね。
陰陽師として有名な、かの安倍晴明の母親にあたります。

(五日市教室A)