【問】
1月20日に普段日本では見られない発光現象が北海道や東北地方北部で観察されました。
太陽の活動と関係がある、その発光現象とは何ですか。
【答】
オーロラ
オーロラは、太陽からふき出す粒子(りゅうし)が、地球の大気とぶつかって発光する現象です。
普段は、北極や南極に近い国でしか観測されないものですが、今回はそこからかなりはなれた日本でも観測されました。
なぜそんなことが起きたのかは、ニュースなどで知っている人もいるかもしれませんが、「太陽フレア」という太陽表面で起こる爆発現象(ばくはつげんしょう)が関係します。
今回、約2年ぶりに大規模な太陽フレアがありました。
大きな太陽フレアが起こると、そこから大量の粒子が飛び出してきます。
地球へ大量の粒子がふりそそぐと、地球の磁場(磁界)がゆがみ、それにより粒子が大気へ入りこみ、発光します。
こうして発光する現象を「オーロラ」とよんでいます。
今回の太陽フレアは非常に大きく、そのため普通では見られない地域でも観測できたというわけです。
なお太陽フレアの影響で、地球の磁気がみだれる「磁気嵐(じきあらし)」という現象が今回確認されています。
これがひどくなると、GPSなどの位置情報サービスで誤差が大きくなってしまったり、船舶などで使われる電波通信が使えなくなるなど問題が生じます。
きれいなオーロラが見られるだけでなく、困ったことも引き起こすのが太陽フレアということになりますね。
(五日市教室N)

