気になるニュース179回「ロボットの進化」

【問】

自動車工場などで人間に代わって溶接や塗装をおこなっている機械のことを産業用ロボットといいます。
世界でもっとも多く産業用ロボットを作り、またもっとも多く使っている国はどこでしょうか。

【答】

日本

日本が生産台数・使用台数ともに世界一になった理由のひとつに、世界で愛された科学マンガの主人公である「鉄腕アトム」の存在が挙げられます。
アトムへのあこがれが、多くの科学者誕生につながり、日本のロボット産業を世界一に押し上げたともいわれています。
特に人型ロボットの研究が世界のどの国よりも盛んなのは「アトムを作れ」という思いからだと、研究者たちは口をそろえます。

作品の中でアトムが生まれたとされる「2003年4月7日」から10年以上経ちましたが、アトムのように動けるロボットは、まだ開発されていません。
しかし、今年の3月に開催されたロボット対プロ棋士による将棋ではロボットが勝利を収めています。

これからのロボットには、工場で働くだけでなく、災害の現場から介護にいたるまで、あらゆる可能性が秘められています。
あなたはロボットにどんなことをしてもらいたいと思いますか。

(皆実教室T)