畑のありんこ(355)

ブドウブドウを少し早摘みしました。
とはいえ、今年はブドウの葉が枯れるのが早く、夏の日照も足りなかったので、実が色づくのが遅いです。食べるとそれなりに甘いのですけどね。
スズメが毎日このブドウを食べにきます。ウッドデッキの上に食い散らかしたあとが点々と…。
たいてい4羽です。やつら。
食べるならあっちこっちをつつかずに同じ場所で食べてほしいんですけど(笑)。

このあと毎日ブドウ(うちのはデラウェアの種あり)を食べると思うので、生ゴミはブドウの皮と種、軸ばかり。
生ゴミはコンポストに突っ込むのでゴミとしては出さないのですが、もしこの時期のうちの生ゴミを見た人がいたら、きっと「どんだけブドウ食べとんじゃこの人らは…!」「主食がブドウなのか???」と絶句する量です(笑)。

ブドウの栽培の歴史は古く、紀元前30世紀(!)には黒海・カスピ海沿岸あたりですでに栽培が始まっていたそうです。
中国にも紀元前2世紀に伝来、日本では鎌倉時代には栽培が始まったとのこと。
デラウェアの栽培は種をなくす技術(ジベレリンに2度花漬けます。大変なのでうちではパスしている作業)が昭和35年に確立されて栽培面積が広がったのですが、最近は減少しています。
最近は粒の大きいブドウがはやりなんですよねー。
そのうち細長いやつも市場に出始めると思います。

果物のおいしい時期になりました。
自然の恵みに感謝しつつ、楽しみたいですね。

(五日市教室A)