畑のありんこ(377)

広島菜(90度右)秋にまいておいた広島菜です。
普通年末に収穫らしいのですが、大きくなってないので、春まで待ってみます。

広島菜は高菜、野沢菜と並んで日本三大菜漬けといわれています。もう、大好き。
あのピリッとした感じと、シャキシャキ感がいいですよね。
昔は「京菜」といわれていた系統らしいですが、昭和初期に、当時の産業奨励館(今の原爆ドームですね)で「広島菜」と名づけられて、名称が一般化したとのことでした。へー。
とすると、広島菜でまいたおむすびも地域限定品なんですかね?

今、かき祭りとかよくやってますし、レモン鍋とかも案出されていて、地産地消が発信側にも地元側にも根付いてきた感じが出てきました。
「三里四方のものを食べれば病知らず」といわれてきましが、その地域の風土によるものを食べたほうが体にもいいのでしょうね。
樹木もやはり育った地域で使われる方が長持ちする、と聞いたことがあります。
やはりわれわれも自然の一部だということなのでしょう。

流通によって便利な世の中になりましたが、ぐるっと回って昔のスタイルの方が理想的だったことがわかってきた、なんて話をよく耳にするようになってきました。
右肩上がりの成長戦略だけでなく、持続的に生きていくことをもう少し視野に入れて生活していかないといけないんじゃないかなあ、などと最近よく思うようになってきました。
LEDなんてその意味では素晴らしい発明ですよね。
子どもたちには、そういった未来をかたちづくり、支えていく人材になっていってほしいです。
今日から新年度です。

(五日市教室A)