気になるニュース348回「動物園の人気者」

【問】

東京の上野動物園で今年の6月に、シャンシャンという名前の動物の赤ちゃんが生まれました。
この動物は過去に絶滅危惧種とされていましたが、保護活動の結果、現在はリストから外されています。
この動物の種類を答えなさい。

【答】

パンダ

先日パンダのシャンシャンが木登りに成功したことが、ニュースになっていましたね。
非常に微笑ましいニュースでした。
しかし残念なことに、シャンシャンは数年後に日本から別のところに帰っていってしまいます。
では、シャンシャンはどこに帰るのでしょうか。
そもそも動物園にいるパンダはどこからやってきているのでしょうか。
パンダはといえば中国というイメージですよね。

なんと日本にいるパンダは、全て中国からのレンタルなのです!
シャンシャンのお父さん・お母さんのリーリーとシンシンもレンタルです。
ということは、お店でDVDを借りる時と同じように、レンタル料が発生しています。
この2頭は2008年につがいでやってきて,レンタル料が年間「1億円」ということが大変なニュースになりました。
また、それより以前には「パンダ外交」といわれるものもあり、中国政府は各国との関係を深めるために相手国にパンダを送ってきました。
しかし、1981年にワシントン条約の影響で学術研究目的以外での取引は難しくなり、外交目的でパンダを送ることはなくなり現在のようにレンタルという形になっています。

ちなみにパンダの生息数は約2000頭。
飼育下のパンダの頭数は、現在は470頭ほど。保護活動のおかげで、年々増え続けていますが、昔は外交を行えたほど、パンダは貴重で人気もあるということですね。
ちなみに人気者や知名度の高い人で集客を行った時に、そのことを皮肉って「客寄せパンダ」という言い方をするのを聞いたことがありますか?
実はこの言葉も、上野動物園に始めてパンダが来た当時のパンダフィーバーから生まれた言葉です。

(己斐教室N)