畑のありんこ(129)

201002131112000.jpg家にあるオモトは母方の祖父から父がもらったものだ。
今思えば園芸の好きな人であったのだと思う。
サツキの鉢もいくつも持っていたなあ。
オモトは万年青とも書き、江戸以降何度もブームがあった。
中には非常に高価な値のついたものもあったそうです。


葉の変異を楽しむ園芸は西洋にはあまりないらしく、オモトは実に1000種を数える。
葉の形だけでなく、「柄物」といって、斑入りの状態も愛好家には大きなポイントになるらしい。
葉がくるくるっと巻いたものやねじくれたもの、斑入りの状態によってもさまざまに分類されており、しかも分類名もあり、さらに品種にも名前がついており、さらにさらに新しい品種が実生などで生まれている。むむむ。奥が深い……!
花や葉の園芸ははまったら底なしなんだろうなあ…
以前島根の松江フォーゲルパークに行ったとき、気に入ったベゴニアを一鉢買って帰ったのですが、確かに近所では見かけない、可憐な花が咲くもんなあ。
もらったオモトもほとんど世話らしい世話はせず(おじいさま申し訳ない…!)、年に何度か施肥して枯れた葉を取り除いてやるくらい。
それでも毎年赤い実をつけて目を楽しませてくれます。
…お!? ということはオモトが我が家で一番の古株ってこと!?
(五日市教室A)
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