気になるニュース第556回「洋風化が進む一方で」

【問】

食生活が洋風化した影響で、政府によって行われた米の生産量を減らす政策を何といいますか?

【答】

減反政策

1970年代から2018年に行われた政策で、水田に稲を作付けしない休耕や、稲から別の作物に切りかえる転作が推奨されました。食生活が洋風化したことで米が余るようになり、それにともなう米の価格低下を防ぐことが目的でした。秋田県の八郎潟では干拓が行われ、耕作地を広げたばかりでしたが、そちらへの入植者も制限がかけられました。

1993年の記録的な冷夏で米を緊急輸入した年(6年生の皆さんは1918年の米騒動を学習したと思いますが、この年はそちらと比較して平成の米騒動とも呼ばれます)を除けば、米の生産調整は強化され続けました。価格調整などでは一定の成果を上げましたが、その一方で日本の昔ながらの原風景が失われたり、生態系が影響を受けたりするなど、米の消費量や価格以外でのデメリットが発生しました。
 
この記事を見た5年生・6年生の皆さんは気づいたかもしれませんが、5年生はこのタームの授業で、6年生はこのタームの教科演習で学習した内容です。ただ授業では上記のようなデメリットの部分までは教えられていないかと思います。こういった知識が受験で思わぬ助けになることもあります。教科書にのっていないことも含めて、どんな知識でも積極的に蓄積していくことが大切です。

(五日市教室T)