それでもIwill be…(138)

スポーツの世界では、「ゾーンに入る」といった表現を聞くことがあります。
思い描いた通りの力が発揮できる、特殊な心身の状態を指すようです。
一流のアスリートでなくても、何かに没頭しているときに、思わぬ力を発揮することがありますね。
スポーツに限らず、仕事や学習、あるいは趣味において、いつもの自分とはまるで違った「すごいヤツ」が現れてくる…そんな感じです。
特別な集中状態であるその感覚はごくたまにしか、しかも短時間でしか訪れないのですが、より大きな期間で眺めてみるとどうでしょうか。


たとえば、受験学習に取り組んでいる数年間。
これは人生という大きな時間から考えると、ある目標に向かって意識された特殊な集中状態が保たれた期間だといえるでしょう。
自身を振り返っても、いまではけっしてできないような量の暗記が短期間で可能であったのは、大きく考えれば特別な心身の状態にあったせいであろうと思います。
そのために必要なことは、目標に向かって常に意識を向けていること。
目指すものがあれば、自然に意識も身体もそちらに向かって引っぱられていくのです。
ちょっと難しい話になってしまいましたが、いずれにしても「集中力」というのは大きなテーマのひとつですね。
(己斐教室S)
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