畑のありんこ(240)

2012051915300001.jpg香りの強い野菜が好きだ。
アシタバの新葉がばんばん出るようになったので、食卓にのぼる。
日本原産。これがうまい。
歯ごたえや香りにずいぶん癒されている気がする。
食べる幸せをまさに「かみしめる」わけです(笑)
調べてみると、根には薬効があるみたいだし、救荒の際にも食べられるらしい。
救荒植物。


食べるものがない時に口にして飢えをしのぐ植物。
沖縄や奄美のソテツ地獄の話や、ヒガンバナをあちこちに植えてある理由などを思い出す。
今の時代、忘れ去られていく運命なのでしょうね。
もっと身近な野草なら、野趣などを求めて口にすることはありますね。
春の七草。クズ。ドングリ。
小学生の時よく食べていたカッポン。(イタドリのことです)
スイバは「酸い葉」からで、昔の人はずいぶん口にしていたのだろう。
スイバは種子植物に性染色体があることが発見された植物です。
あのX染色体とY染色体、雄雌を決定するやつですね。
しかしあんな小さなもので決まるなんてねえ…不思議です。
神は細部に至るまで緻密な設計をなさったものだ。
庭に自生(?)している(してきた)ので利用している植物を数えてみたら、ミツバ、サンショウ、ドクダミだった。
わ。
どれも香りが強いものばかりじゃん(笑)。
(五日市教室A)