畑のありんこ(279)

2013030211300000ロマネスコを育ててみています。ブロッコリーの仲間です。
フラクタル構造を持つことで有名になった野菜ですね。
実際に自分の目でみてみたいなあ、ということで。
蕾が少し見えてきました。
もう少し大きくなったらまたご紹介できると思います。枯らさないようにしなきゃ。

あまりにもはっきりその構造が見えるので、神が人間を試すためにつくった野菜とか、悪魔の野菜とかいわれているらしい。
蕾が幾何学な配置になっており、規則正しく螺旋をつくっていく。これが段階的に繰り返されている構造をもっています。
これらの数が、1・2・3・5・8・13・21・34…という連続した二数の和が次の項になるフィボナッチ数列の数になっているというのですね。
画像では見たことがあるので、実際にこの目で数えてみよう! と思って栽培を始めたのですね。
が、まだ数えられるほど蕾が大きくなっていないので、また後日…。
あったかくなってきたから、生長も早くなるかな。

フィボナッチ数は自然のいろいろなものに関わっているといわれています。
たとえば、花びらの数。
花弁は3枚、5枚、8枚が多いといわれています。
ウメとかサクラなどバラ科は5枚ですね。コスモスとかは8枚が多い。
チュ-リップやユリは6枚に見えますが、3枚は萼由来のものですから、やっぱり花びらは3枚。
…菜の花ってなぜ4枚なんだろう…?
と考えるのも楽しい春です。

身の回りのことを観察していろいろ考えることは、学習の基本ですね。
曰く、自然に学べ。

(五日市教室A)